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全国各地の組み合わせもほぼ決まりつつあり、選手たちもいよいよ大会本番モードになっていっていることだろう。今年は、甲子園大会の始まりが例年よりも1週間早いということもあって、代表が決まった時点でその場で本大会のくじを引くというシステムがとられるそうだ。また、甲子園練習もないということなので、例年とは多少異なった大会になる。
しかし、甲子園の熱さそのものは変わらないはずだ。リニューアル甲子園での最初の夏の大会でもある。
6月14日(土)
練習試合(関東一 白井グラウンド)
関 東 一 101 000 202=6
中京大中京 000 000 000=0
朝6時に名古屋市内の学校を出発して知多バスで東名高速を走って上京してきた中京大中京。ちょうど6時間かかったというが、この日は関東一との1試合のみ。翌日は日大三と志学館との変則ダブルということである。
毎年ながら、中京大中京はこの時期、かなりハードな練習を貸して身体に負荷をかけていくという方法をとっている。したがって選手たちの身体の切れも正直あまりよくない。それを承知での遠征ということである。
そんな状況だっただけに、関東一の松本君がベストに近い状態で投げてきたら、終わってみたら4安打散発で完封されてしまった。しかも、そのうちの3本が二番中山君が放ったもので、それだけ打線はやや湿っているというか、疲れのピークといってもいいのだろう。大藤敏行監督もそれは十分承知で、「今のうちに落とし込んどいて、来週あたりから徐々に作り直していって、大会へもって行くと行こうかなと思ってます」と言うように、春季大会優勝でシード校でもあり、あと1ヵ月、7月中旬へ向けての調整しているというところだろう。
関東一は初回、四球、盗塁、バントで1死三塁を作ると内野ゴロの間に先制。3回は三番玉井君の三遊間を破るタイムリー打で加点。7回にもその玉井君の三塁打などで2点を追加して、打つべき中軸が打つといういい形の得点だった。
そして、何と言っても松本君の好投だ。米澤貴光監督も、「今日はこのところでは一番よかったです。ストライクをどんどん投げ込んで、自分で崩れなかったのが大きかったですね」と、精神的な成長を評価していた。186cmという長身大型投手だけにエンジンのかかりが遅いところもあろうが、この日は最初からいい感じで飛ばしていた。投手の素材としても、これからまだまだ伸びていきそうな感じだった。
6月15日(日)
練習試合(日大二 立川グラウンド)
修善寺工 000 100 000=1
日 大 二 000 000 02X=2
修善寺工 230 000 000=5
千葉日大一 002 000 100=3
日 大 二 010 001 040=6
千葉日大一 050 020 01X=8
日大二の立川グラウンドに合宿所というか、宿泊可能なスポーツクラブハウスが完成した。この日はそれを見せてもらうことも含めて訪問した。折りしも、選手たちは前日に宿泊したところなので、ベランダには多数の布団が干してあった。立川グラウンドを使用する運動部全体の研修棟ということだが、田中吉樹監督はこの管理人を兼務しているという。
この日は、修善寺工と千葉日大一を迎えての変則ダブルである。日大二打線は修善寺工の軟投型の萩坂君にタイミングが合わず苦しんでいたが8回、1死から吐田(はんだ)君が三塁内野安打で出塁すると代走窪寺君が二盗。続く川野君が右中間へ二塁打して同点。さらに福島君がつなぎ、先発して好投していた六番石井達君のスクイズで逆転した。「最後は勝ちを意識した」(田中監督)というように、何とか得点していく執念は見事だった。
修善寺工は4回に三番石川君が放った左翼ソロの1点を萩坂君が守っていたのだが、最後に掴まってしまった。それでも、一見華奢ながら粘り強い投球だった。土屋義弘監督は、「伊豆半島の地元の子たちだけのチームですから、力はありません」と言うが、選手たちのひたむきさは十分に伝わってきた。
千葉日大一との試合では、相手投手の制球の乱れに乗じて序盤にリード。これを左腕の伊里君が7回まで守りきり、立林君がリリーフして逃げ切った。もっとも、この試合は千葉日大一の先発渡部君が2回1/3で6四死球(うち死球が4)と大きく乱れたこともあって、試合のリズムも停滞して3時間以上の試合となってしまった。千葉日大一の稗田徹監督もいささかムッとしていた。
しかし、日大二に対して投げた左腕遠藤君は190cmの長身から、ズバッと投げ込んでくる。この日は最速133km/hだったが、まだまだこれから先、投手としても大きく成長していきそうな感じだ。稗田監督も、「8回だけ、投げ急いで連続ヒットされましたが、今日はとくによかったです。左の大型投手は化ける可能性があるといわれていますから、期待しているんです」とその素質に期待している。
対して日大二のエース澤田君は2回に掴まって5失点。もう一つ本調子に慣れなかった。澤田君は投打の中心だが、この日は四番打者としては遠藤君に対して3安打と気を吐いたものの、投手としては制球にも苦しみ、結局5回0/3投げて7失点で左翼へ下がり、左腕金澤君のリリーフを仰いだ。本番まであと1ヵ月、日大二としてはもう少し投手陣を整備したいところである。
千葉日大一では四番の三橋君が見た目以上に器用に左へ流していく打撃で3安打していたのが光った。遠藤投手が好投したら、上位を十分に窺えるチーム力である。
今週のエンドメッセージ
梅雨真っ只中ということもあって、21〜22日の週末は連日ともほぼ終日雨でした。多くの学校では予定していた練習試合が流れてしまったようです。
ボクは、雨の中駒沢オリンピック公園へ出かけました。ここは今の時期高校スポーツ花盛りで、球技場ではサッカー、体育館では女子バレー、屋内球技場では男女ハンドボールのそれぞれインターハイの東京都代表決定戦が行なわれていました。
陸上競技場では関東高校陸上大会が開催されており、各会場とも頑張る高校生で溢れていました。
何となく、いい雰囲気だなと思いながら、全国でもベスト8から16レベルといってもいい、東京都の高校女子バレー4強激突を見てきました。結果は、八王子実践が1位、下北沢成徳がセット率で2位。ここまでが全国へ出場。3位は駿台学園、文京学院大女子は八王子実践を下しながらもセット率で4位に留まりました。
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